浦川英幸のfieldwork.fishingcreative

年間休日のほとんどを水辺ですごします。ルアー作りの試行錯誤とフィールドワークをメインに書いてます。

2019年津留崎塾 車から降りて14秒雷魚編

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グーグルアースから、御大が育った憧れのこの迷路のような水路地図に溶け込む。

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夜中福岡はとある工房にお邪魔して、久留米には3時到着。

朝の5時集合という過密スケジュール笑。

 

またしても、fcllabo総帥兼鬼軍曹津留崎御大→〔ツーさん〕に、雷魚のイロハを教わりに伺った。

幼少期にフナを沢山釣って持ち帰り、おばあちゃんに怒られた話しとか、逸話を聞きながら、フィールドに到着した。

 

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かれこれ30年以上雷魚と関わってきてるツーさんが、新作ルアーのテストでもない、新作ロッドのテストでもない、お金にもならない笑笑ましてや、プロであり、レジェンドでもあるツーさんが、わざわざ教えてくれるとは、本当に頭が上がらない。

 

ガソリンを焚いて、向かう先は、、そう、北部九州では超がつくマニアのフィールド、そう、あそこだった。

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朝からジャングル探検隊かと言うくらい、薮の中を車で駆け回り、水辺が見えたらほら、投げて来いと、車か降りて、キャストを繰り返したが、自分の場合、車を降りたらもう最後・・

ヒラスズキと同じ解き放たられた犬同然どんどん歩いて我が道を行くスタイルだが、ツーさんはいいフィールドを点で撃てと言う。

ツーさん→お前二桁行かないと飯ねぇからな爆笑

えっマジすか?

 

当たり前だ!

 

と、スイッチが入るが、御構い無しに次から次にフィールドを回る。

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僕は自分の釣りを他人から指摘された事が無かったが、プロの目から見て、僕の癖が出てたらしい、それは、基本的な事、サイトで雷魚を狙う場合、ツーさんは基本サイトで雷魚を狙う、僕は見えたら投げるが、普段はブラインド8割の、菱の上を引きずり歩き回る他にはない期待感を持ちながら釣りをする、、その上で、フロッグの操作方が、ある。

普段僕はロッドワークを基本として、リーリングはその次、太いPEラインを使って、雷魚の頭に落とし、操作をロッドで行ったら、下手くそ、、と怒号が飛ぶ。

あまり他人には教えたくないテクニックであったが、ツーさんはフライフィッシングをしてる反面、リーリングと、糸ふけ、および細やかなフロッグの動きを太いPEラインで行うテクニックを教えて貰った。

 

一から10まで教えて貰ってまたトライしてみると、理屈と利点で納得できる。

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雷魚を狙うにあたってのフィールドの選び方についても、水質、水量、水深、水温、山の近く、海の近く、行き止まりから流れのあるフィールド、合流地点、全て30年近くのキャリアを誇る、僕は自分の釣りに置き換えても、置き換えきれないくらいの知識と経験だった。

まず、片手で、キャスティング、フリッピング禁止、、

投げたらその場から動かない。 

 

一言、お前雷魚舐めすぎ・・

 

 

 

車からそそくさと降りたツーさん、キャストまで4秒。

1.2.3.4....ボカーンと水面を割る雷魚f:id:slackfish:20190807214756p:image
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よく、海釣りなら、ヒラスズキだったり、青物だったり、いつも後ろから見てたけど。

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なんだか一瞬蘇る伝説の四つ又ロッド。

このフィールドにも連れて行って貰った。

日中は最高気温37度、僕は知らないフィールドを案内して貰うだけで、嬉しかった。

ツーさんが車内でこの土地の特徴や、地域の話し、歴史からビデオの話し、僕は耳を傾けて、夢中になっていた。

ツーさんは以前言った、デカイの釣らせてやるって。

そして、その時が来る。

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遠くから、ツーさんが歩いてきて、写真撮ってやると、いい、僕は内心嬉しかった。

ホッとした矢先、、、

はい!次行くぞ!

 

本当鬼軍曹なんだから笑。

 

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途中、マ●クで、事件が起きるが笑笑。


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そんなツーさんに、教えて貰った雷魚テクニックと間違いだらけの雷魚釣り。

 

いや、それは釣りだから、人それぞれでもいいと思う、だけど、僕は教えて貰った事は自分が知らなかった事だらけで、ましてや、わざわざツーさんに教えて貰った事。

 

それから鹿児島にも帰って、教えて貰った事、実践中である。

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夏にはまだまだ頑張って欲しいが、僕の相棒に新しい雷魚ロッドが仲間入りした、冒頭で述べた福岡の某工房。

次が今年最後だろうか?2019年雷魚総集編を書きたいな。今回はテクニックや、フィールドを選択方は、自分だけ←傲慢笑笑。

また、自分のものになり、習得したらおいおい書きたい。魚が少なくなってると、言われる雷魚、あー見えて、ツーさんも、魚にあまり触らずに、すぐ逃すから、写真撮りたかったけど、実は大事に扱ってたりしてる。

雷魚釣りには根付いた文化もあるのは承知だけど、決して敷居は高くなく、情報がないだけで、以外と身近に居る季節限定の淡水の大型魚として、これからもいて欲しい。