浦川英幸のfieldwork.fishingcreative

年間休日のほとんどを水辺ですごします。ルアー作りの試行錯誤とフィールドワークをメインに書いてます。

吐噶喇キャンプ秋

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ショアからルアーで大型回遊魚を狙う、、時間とお金を掛けても答えは帰って来ない。

黙ってオフショアのキャスティングゲームに行った方がマシな位散財してる。いつかはやって見たい、、実際誘われたが、悩む位ならと断った。

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                  (イケてるアメちゃん)

周りの情報を遮断し、自分の目でフィールドを見て回り、自分の判断で行動したい、そう思った。

一歩ずつ進んでるのは確かな気がした。

ショアGTのタックルはまだ確立されてるようでされてない、ベイトだったりスピニングだったり、ラインシステム等様々で未だに進化してる、先駆者達の形はあるが、自分は自分の信じてる人とその人のタックルを使ってる、未だにショアからそのタックルで取ってる人はその作り手以外いない、、

                fcllaboから発売されてる  

             81extreme(EXT)REDversion。

              リールはダイワのソルティガ

                  ドッグファイト7000H

 

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僕はまずはGTに会いたかった、ライントラブルや向かい風、ドラグのスムーズさ等人間に部が上がるタックルで挑みたかった。地磯のヒラスズキや青物は85PROベイトを起用している、いわば今のご時世のショアのタックルからしたら短いが、僕はこの短かさが大好きな訳で、ラインシステムの抜けの良さが一番と、キャスティング感が半端ない位気持ちい、キャスティングの背後を選ばない、扱いやすさに、ラインシステムが清い、PE8号、FGからのリーダー200ポンド以上である。締め込みに前回苦労した、ハルキチから借りた締め具をわざわざ福岡のBWハウスに行き購入した。

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それ以前の前に、、、僕は運良く九州に生まれ、魚釣りにはもってこいなフィールド鹿児島で育った、そして久留米まで行き、fcllaboを尋ねたら、奥さんが紙袋に無造作に入ったルアー一式を頂いた。御大から、これ持ってけと、GTルアー一式頂いた。それ以前に何処の馬の骨ともわからないクソガキに気前よく接してくれた津留崎さんには、本当に感謝してます。

そう、なんだかんだで道具が揃い僕の吐噶喇通いが始まるのだ。

 

約一カ月このタックルに慣れるように錦江湾やより実践的に足場の悪いフィールドを選び南薩でGTタックルを投げまくった、150gから抵抗のある口径のクッキーポッパーからシンキングはアスカもジョー

足場も知らないフィールドで、慣れないタックルを使うなんて自殺行為と変わらない笑。

なるべく引き抵抗の少ないルアーと、ガッツリ大口径なオフショア用の250mmのポッパー、両方を使い分けた。そして体的に感覚を覚え一日中タックルを振ることに慣れ、無事出発の日を迎えた。

 

今回は吐噶喇の玄関口、北緯三十度線をまたぐ口之島にお邪魔した。1952年の2月まで、アメリカの統治下に置かれて居た島なのだ。

フェリーとしまに揺られ、6時間したら口之島に到着する。

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前回の悪石島から四カ月、待ちわびた待ちわびた磯のルアー釣りだった。

 

 

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口之島を選んだ理由は、一番長く釣りが出来る事、ただそれだけだった。

それもそのはず、口之島から前回の悪石島まで5時間も掛かる、5時間は時給1000円なら5000円笑笑僕は口之島を選んだ。

  

なんだか知らないがミーハーなリゾート🏝地だがなんだか。そんな場所行く位なら僻地で自分の力で生きてみればいい笑。お金のありがたみや、その土地に住む人々と、コミュニケーションを取った方が百倍いい。ショアで釣るか?オフショアで釣るか?位交わらない話だが爆。

こっちは僻地も僻地。フェリー🛳以外交通手段がない、自販機以外でお金を使う場所がない、自然の中の自然最高級僻地の世界だ。

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今回2日目間お世話になった海春丸さん、とっても優しい船頭さんだった。

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烏帽子の離れに乗れた時、興奮と、先人に敬意を表し、こんな足場じゃGT掛かったらどうすんだ?と思ったが、、、、

fcllaboのCC(クッキーカッター)ポッパープロトに、バコンと水面を割ってGTからのバイトを得た。

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ヌルヌル+足場の狭さじゃダントツ一番。

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朝一のマンタに感動した。

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友人はデッドベイトで次から次に魚をあげた。

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途中飽きが来たら裏の水道を撃ったり

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今回友人と足場の悪いフィールドを交互に利用した

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釣れない事には慣れてるが・・・・・・・

なんせ時間と仕事の関係上、社会的に麻痺してきた感じが否めない。。

 

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      夜はカレーを作り、飯盒でご飯を炊き、

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           人生2回目の野外カレーだった。

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瀬泊まりもよし、民宿に泊まるもよし、キャンプもよし。

とことん釣りにストイックに釣るもよし、自分はこうやって知らない土地で生活感も養えるキャンプを選んだが、まだまだスタートして2回目である。そう簡単に釣れたら面白くない。

人から情報を得るもよし、自分は自分に合うフィールドを探したいから次から次に島を巡る予定である。

今回相方の車やキャンプ道具等があってこその吐噶喇キャンプであって口之島のダイビングサービスさんのシャワーを貸して頂いた、海春丸さんの船長、そして、こうやって僕らみたいなアングラーに多大なる夢と影響を与えてくれるfcllaboの津留崎さんの道具等、本当に感謝してます。

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一回一回のトカラ釣行は、スケールがでか過ぎて、不確かな事の連続で、自分の釣り人生全てを捧げてる。

自然に向き合うと、自分の弱さも感じるのである。