屋久島アイランドトレイル大自然編
山と海と酒と魚と人間の優しさと言葉と感情。
お金を求める訳じゃないから。
世間の情報と常識をシャットアウトして、非日常を味わう、いや‥
理想の生き方を体験したという方が正しい。
真夜中の12時を回っても、話が尽きない。
僕らを受け入れてくれたコータローさん家である。
開口一番からお父さんの気さくさと優しさと人間味、癖になる言葉、僕の心は満たされてしまった。
初日はお盆という事で、コータローさんの親戚の家に夜な夜な連れて行って貰った。
コータローさんの兄弟や、姪っ子、全く僕らは関係ないのに、ご馳走を頂く。
飲んで飲んで食べて食べて、お父さんの歌に手拍子と、家族と変わらない接し方で、お腹いっぱい頂いた。
コータローさんの実家に帰り着いたのは夜中で、月を見ながら、火を囲み、屋久島のお話に耳を傾けるのだ。
コータローさんの実家はテレビがない。
別に驚く事ではない、僕も全く見ない笑
山や水豊富ならば、海はもっともっと豊富な幸に溢れてる。
頭の中は、魚釣りより、屋久島の魅力にとりつかれ、もっと知りたいもっと知りたいと思っていた。
屋久島の約90パーセントは森で、自分がいる間に覚えた山はモッチョム岳と宮之浦岳、全てが重なり八重岳と言うらしい。
至る所に滝や水が溢れ
川の透明度と海の綺麗さには目をみはる物があった。
今回の相棒はハルキチ、コンシェルジュはコータローさん。
僕らが生まれて30年近くなるが、30歳の夏休みが一番素敵だって事は間違いない。
誰にも何にも邪魔されない。
好きなものに囲まれた生活。
理想がこの島にはあった。。。。。