浦川英幸のfieldwork.fishingcreative

年間休日のほとんどを水辺ですごします。ルアー作りの試行錯誤とフィールドワークをメインに書いてます。

命と魚どちらを選ぶか?KY危険予知

岩に引っ掛かったたった1つのルアーの為に‥
記念すべき一匹かも知れないけど魚の為に‥

無理は承知だが、その慣れた一歩と油断 が危険を招く。

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ある程度の無理はする、体力がある限り、時間がある限り、納得するまで歩き続けたい、歩ける所まで、行き止まりまで歩き続ける、磯のルアー釣りでは当たり前の事。
僕はルアーより、水を持ち歩く、500mlの水を背中に一本、右ポケットには500mlのブラックコーヒー、左ポケットにはルアーボックス1つ、プライヤー。替えのフックに替えのリングタバコに、一万払って買った防水携帯カバー。
アーボックスを2つも持ち歩くなんてアホらしくて
南薩なら‥話しは別だが‥笑

それより水

体質上喉が乾くのか?

ヒラスズキ釣りにおける一番の注意点は

  • 波絶対!笑

  1. 干満差で露出した海苔や苔で滑る
  2. 岩にルアーが引っかかり取ろうとして波に揉まれる
  3. アクセスポイントまでの道中の滑落や落石
  4. ランディング中

まず1の波は基本中の基本で、磯に立ち一番、集中しときたいのが波の動きである。

まずは足元の岩場が濡れてるか?濡れてないならここまで波は来ないか?

今下潮なのか?上げ潮なのか?天気予報の風を見て、天気は下り坂なのか?このまま持ちこたえるか?

波高は変わらないか?等、癖付いてるが、釣りを覚えたての頃はやたらめったら行ってたが、一番気にしときたいのは天気予報である。

以前小学生の頃、自分の小学校の特性上?桜島から磯海水浴上までの4キロを10歳にもならない小学生ではあったが、泳ぐ事になった、しかも錦江湾という内海で、泳ぎには全然自信があるが、サメは大嫌いだ笑

確か小学六年生の頃、母のお父さんのお墓が種子島にある、当時12歳の自分と2歳になった妹と母と種子島の海水浴場に行った、勿論内海の錦江湾以外の外海で泳ぐこと自体初体験ではあった。記憶にあるのはタイヤのチューブが浮き輪なのだが、まだ海に入り数分としないうちに波打ち際でプカプカしてると、突然大きな波に飲まれどっちが海面でどっちが砂?って位巻き込まれ上半身裸で胸は砂で赤くなり、その時初めて海は恐いと感じた。

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師匠と歩き回った種子島27歳にして無事克服した気がしたが‥笑

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同じ海水浴場だったりした笑

2の干満差での露出した岩場の海苔や苔、最近ゴムゾール等を主流に考えて磯場を歩くが、どちらかと言えば釣り経験上、ピンフェルトの方が付き合いは長いが、フィールドへのアクセス等を考えれば断然ゴムゾールに軍配があがる、ゴムゾールを流行らせた?某カリスマの影響で自分もゴムゾールを履いた。


モンベルのアクアグリップ、uzuさんから出てるイドログリップのRTR、ファイブテンのアクアステルス等3機種使いましたが、全て抜群のグリップ性能でした。南薩や大隈等何も不自由なく歩きまわれます。ランディングでもう一度話しますが、歩く足場を気にすればランディング場所を気にすれば?歩くコースを気にすれば?何ら問題はないです。

以前ゴロタを歩きなれてない方と釣りをした際、足元を誤り指を脱臼し指が明後日を向いてる人が居ましたが笑足元を確認よしが一番よしです。

3の岩場にルアーがですが‥

諦めてください。

たった2千円の為に?海が汚れる爆?ルアーが勿体無い笑?自分は作ったルアーでたった1つしかないルアーでも‥諦めます笑
間違いなく命が大切です。いざとなればロッドもリールも捨てる気で居ないといけないと思います笑
4のフィールドまでのアクセス等ですが、ロープワークを率いたアクセスやこれからの時期梅雨や雨時期、土で滑りロッドの破損やリールの破損、肩や頭、肘や指や滑落イコール命はないと思います。
歩き慣れた友人や磯のスペシャリストは初心者や慣れない人を待ってはくれません笑多分?
自分のペースで無理をせず、ゆっくり確実に危険予知をしましょう。
 
                       5のランディング
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ランディングはその人の一番のスタイルが試されます。
         

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                       ん?掛かったの?
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                           波大丈夫かよ?
                             ビャーァッ
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実はこの時自分は右の小指が折れてましてね、それでも釣りしてましたよ笑
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波に乗せてラインを手繰り寄せテイクワン!
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リフティングする際はルアーが魚から外れ、針が刺さらないように細心の注意を!
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             シーラはパカパカするから
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何が伝えたいかと言うと、岩場に上げても魚は暴れ続けます、自分はあげる場所をなるべく決めエントリーするように心掛けますが‥リフティングやラインを手繰り寄せる動作が1日の中に必ず出てきます。一番注意しなきゃいけません。
あーどーしよーとなる前に、波を確認し、足元を確認、自分はほぼどんな時も自分1人でランディングします。
例え友人が居ても、、バラしてもいいから無理はしないでくれといいます。
魚より人間の命を大切にしましょう。
でもね、上げた魚は必ずタイドプールに入れてあげますよ笑
岩場の上で魚を寝かせて写真なんてまずしませんから。
出来る限りランディングツールは使わず、手で持ち、ルアーはなるべく外しましょう笑でもこれで釣れたよアピールしたい際は針が手に刺さらぬようグローブをはめて、なるべく速やかに取りましょう笑
岩場には置かない、水に濡れた場所で魚を落ち着かせて海に返します。
こう見れば、ファイト中とか、ランディングの瞬間なんて、中々パンピーじゃ写真を撮らない。
少しの余裕を持ち、魚のブツ持ちだけでは、なく、その瞬間瞬間を楽しみ、思い出に残るようしたい。
話が逸れまくってしまいましたが、、
あくまでも自論を展開しただけですがら役に立てればと思い、口より文が伝わりやすいので、書きました。
魚も命ですが、人間も命あっての魚釣りです。

参考にどうぞ。